
学んだ語彙を「使える語彙」に変える5つの習慣
「見たらわかる」は「使える」とは違う
受動語彙と能動語彙の差を知る
英語の単語帳やリーディングの中で「この単語、見たことある」という経験は誰しもあるはずです。
でも、いざ自分で話したり書いたりしようとすると出てこない…。そんなときは、その単語が「受動語彙(受け取るだけの語彙)」になっている可能性があります。
一方、「能動語彙」は、自分から積極的に使える語彙のこと。英語力を伸ばすには、この「受動→能動」の変換がカギになります。
語彙はフレーズ単位で覚えるべし
単語を一つずつ覚えるより、フレーズや例文ごと覚えるほうが圧倒的に効果的です。
たとえば、
- “concern” だけを覚えるよりも、
→ “I’m concerned about my grades.” のように、実際の使い方と一緒に覚えることで、記憶に残りやすくなり、応用も効きます。

語彙力アップのための工夫
アプリ+単語帳+自作クイズの活用法
語彙学習には、複数のツールを組み合わせるのがコツです。
たとえば:
- スマホアプリ(Quizletやmikanなど)でスキマ時間にチェック
- 紙の単語帳でじっくり確認
- 自分でクイズ形式のメモを作って復習
自分が間違えた単語だけをまとめて、自分用の「苦手単語セット」をつくるのもおすすめ。繰り返し出会うことで、記憶に残りやすくなります。
英語日記と連携して記憶を定着
日々の英語日記やスピーキング練習で、学んだ単語を「意識して使ってみる」ことがとても大切です。
たとえば、今日覚えた単語 “productive” を日記で使うなら、 → “I had a productive day today because I finished my report.”
のように、自分の出来事と結びつけて使うと、記憶にも残りやすくなります。

神戸市外国語大学生におすすめの語彙習得法
学内教材の再利用法
神戸市外国語大学では、授業や課題でたくさんの語彙と出会う機会があります。
そのまま流してしまうのではなく、「2回目の活用」で能動語彙に変えるチャンスです。
たとえば:
- 授業プリントや課題の英文を見返して、気になる語彙を抜き出して単語帳にまとめる
- 発表やエッセイで使えそうな語彙をチェックしておく
これだけで、普段の授業が「語彙強化の場」に変わります。
リーディング授業の語彙を活かす復習術
リーディング授業で扱った英文の中にある語彙を、
- 再度自分の言葉で要約する
- 同じ語彙を使って短文を書く
- 単語だけでなく、その前後の表現もセットで覚える
といった形で復習すると、読解力だけでなく表現力も伸ばすことができます。
大学の学びを語彙力アップに直結させることは、非常に効果的かつ実践的な学習方法です。
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