世界が熱狂!K-POPアイドルブームを支えるアメリカ人たち#1
みなさんこんにちは。Yuki.Aです。
今回は、K-POPに関する記事です(^^♪
「K-POP」といえば、「派手なメイクや衣装」「ピタッとそろったパフォーマンス」「大規模なファンダム」など、独特な世界観をもち、まさに「ザ・メイドイン・コリア」という印象を持つのではないでしょうか!?
しかし近年、その人気は韓国国内・アジアにとどまらず、世界中、特に北米で熱狂的なK-POPブームが起きています。
その証拠として、昨年ロンドンで行われたBTS(防弾少年団)のコンサートでは9万人を動員し、そのチケットがたった90分で売り切れたとのこと。
K-POPは韓国最大の輸出材料で、BTSだけでもなんと韓国のGDPのうち46.5億ドルを占めているそうです。
なぜ北米でK-POP?その理由の一つには、K-POPを陰で支えるアメリカ人ソングライター・プロデューサーたちの存在があるようです。
そして彼らがK-POP業界で仕事をする理由とは?
意外な事実も明らかになりそうです。
今回は、北米で流行中のK-POP業界を支えるアメリカ人たちに焦点をあてていきたいと思います。
今回参考にした記事
K-POPアイドルを陰で支えるアメリカ人たち#1「The Stereotypes」編
The Stereotypesの主なK-POP楽曲
レッドベルベット「Bad Boy」、BoA 「Kiss My Lips」、テミン「Press Your Number」、Super Junior「Devil」、Jessi 「Gucci」
K-POPアイドルの楽曲制作を行うことになった経緯
The StereotypesはJonathan Yip、Ray Romulus、Jeremy Reeves、Charmの4人により構成されたチーム。
ブルーノ・マーズの「That’s What I Like」で2つのグラミー賞を獲得するなど、ロサンゼルスで人気のある制作チームのひとつです。
しかしFar East Movementの「Girls on the Dance Floor」のヒット後、The Stereotypesはスランプにおちいってしまいます。
そんな中、韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの重役がロサンゼルスにいる彼らのもとを訪ねてきました。
その際The Stereotypesはいくつか楽曲を演奏して、結果SM側は2つの曲を採用しました。
その後SMは彼らを韓国へ招き、The Stereotypesはなんと一週間に20曲以上の楽曲制作を行ったそう。
すごい(◎_◎;)
「変化」を求めるK-POPが、彼らの音楽性を成長させた
このK-POP制作という経験を、The Stereotypesのみなさんは…
「僕らをクリエイティブにさせてくれた」
と感じているようです。
なぜなのでしょうか?
メンバーのYipさんによればK-POPはアメリカ音楽とは全く異なるものだそう。
アメリカではシンプルな音楽が好まれ、逆に韓国ではリスナーの感情を常に変化させることを求められる。
つまり、1曲の中でもリズムの変化が多々あるということです。
だから、アメリカ人プロデューサー・ソングライターである彼らにとってK-POP楽曲制作はチャレンジングなことだったそう。
私自身、(言語の違いは抜いても)「K-POPと洋楽ってなんか違うけど、なにが違うのかな?」と考えたことがありましたが、「リズムの違い」ときいてピンとくるものがありました。
また、近年の世界の音楽の中心地はアメリカであり、個人的にはアメリカ人製作者の方々が
「アメリカ音楽の要素をK-POPにわけてあげてもいいよ」といった、
ちょっと上から目線なスタンスでK-POP制作に参加しているかと思っていたのですが(ほんとに失礼)、
そうではなく、「新たな挑戦」とか「よりクリエイティブになれた」と感じていることがわかり、
K-POPとアメリカ音楽がお互いによい効果を生みだしていると感じました。
おススメK-POP「The Stereotypes」編
The Stereotypesが制作に携わったK-POPのなかで、筆者がおススメしたいのは
レッドベルベットの「Bad Boy」です。
かわいらしさと大人っぽさを持ちあわせていて女子に人気のガールズグループで、彼女たちの曲の中でも「Bad Boy」は代表曲に入るレベルの作品ではないでしょうか!?
コンセプト、振付、楽曲がマッチした傑作だと思っています!(笑)
(実際、レッドベルベットのMVの中で再生回数が1番多いですね…!)
「K-POPアイドルを陰で支えるアメリカ人たち#1『The Stereotypes』編」はここまでです!
次回は、あのBTSの人気の秘密!? #2「Melanie Fontana & Lindgren」編をお送りします。
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