【韓国留学】日本と韓国における「カフェ文化」の違い

こんにちは、韓国・釜山に留学中のYuki. Aです。

今回は、こちらの韓国人学生と話していて気づいた「カフェ文化の違い」について紹介していこうと思います!

韓国といえば、オシャレなカフェが多いですよね。「韓国旅行でカフェ巡りは外せない!!」という方も多いのではないでしょうか?

私も、韓国に来てからカフェに行く機会が増えました。

ときには、カフェで飲み物を飲みながら韓国人の学生と「日韓のカフェ文化」についておしゃべりする機会がありました。その際に「おもしろい!」と感じたことも多かったので、ここでシェアしてみたいと思います。

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韓国のカフェの特徴①:とにかくオシャレ!

〈上記カフェ情報:Cafe HAIAN

韓国では、内装や雰囲気がオシャレなカフェが多いです。

テーブルごとに花瓶が置かれていたり、照明の形が凝ったものだったり。鏡が置かれているカフェも多いなぁ、と感じます。

オシャレな小物を設置したり、手間をかけて優雅な雰囲気を演出しているため、カフェでは小さい子供が入れないお店も多いようです。(走って物を壊してしまったら大変ですもんね。)

〈上記カフェ情報:살롱드다락방

「살롱드다락방(サロンドゥタラクバン)」というカフェでは、まるで展示会のように陶器を飾っていました。(上の写真)

また、内装や雰囲気だけでなく、飲み物や食べ物の器がオシャレなお店も多いです。可愛い形をしていたり、ユニークな形のお皿が出てきて驚くこともしばしば。

四角い形のグラスや、豆の形みたいに曲線みがある容器、さらに写真のようにミルクティーがひしゃく型の器に入って出てきたり…どのお店に行っても、細かいこだわりを感じることができます。

↑こちらも「살롱드다락방(サロンドゥタラクバン)」での1ショット。ひしゃく型の器に入ったミルクティーがとてもオシャレ。コップも小さいサイズなのがまたオシャレ。さらに、木製のフォークとバターナイフがオシャレさをもっと引き立ててくれています。

日本では、装飾や器などの「ビジュアル面」に対するこだわりが多いお店は、そこまで多くはないんじゃないかなぁ、と思います。(韓国が多すぎるだけか?笑)

というか、日本にそういうオシャレなお店があると「韓国風」といった言葉で紹介されることが多い気がしますよね。

韓国のカフェの特徴②:メニューが豊富・凝っている

〈上記カフェ情報:Cafe Flipped〉

韓国のカフェでは、メニューが豊富だと感じます。

もちろん、日本のカフェにもメニューがたくさんあるお店はあります。

しかし私が感じたのは、韓国のカフェの方が「ビジュアル的にもフレーバー的にも種類が豊富である」ということです。

例えば、上の写真の左端のドリンク。とてもオシャレで「インスタ映え」な見た目をしていませんか!?

このドリンクには、「チューリップラテ」という名前がついていて、表面にはチューリップのデザインが施されています。色使いは

  1. オレンジ色(マンゴー)
  2. 白色(ミルク)
  3. 緑色(抹茶)

の3層になっています。

鮮やかな見た目を楽しめると同時に、フルーティーさと濃厚さが共存した独特かつ絶妙な味を楽しむことができるドリンクです。

写真の右端にあるドリンクは、「チョコラテ」。味も去ることながら、このドリンクのポイントは「まるっとしたグラス」ではないでしょうか?

想像してみてください。このチョコラテは、チューリップラテと同じグラスに入っているよりも、このまるっとしたグラスに入っている方が断然オシャレに見えると思いませんか!?笑

逆に、チューリップラテの場合は、3層のグラデーションを目立たせるために写真のようなグラスがベストであると思います。

こちらは、【左側】いちごラテ(いちごミルク)【右側】いちごヨーグルト、です。

どちらも同じ色使いですが、違ったオシャレさに仕上がっているのが魅力的です。

いちごラテは、「いちご果汁とミルクのグラデーション」+「ワンポイントのいちご」。飲みやすさもありつつ、とてもオシャレなデザインです。

いちごヨーグルトはスプーンで食べるものなので、いちごを細かくする必要がありません。そしてヨーグルトには硬さがあっていちごを固定しやすいので、いちごの形を活かしたインスタ映えメニューに仕上がっています。

味も美味しかったです^^

〈上記カフェ情報:Cafe Mima

韓国のカフェでは、このように「ビジュアル」に力を入れたものが多いと感じます。

それぞれのカフェにそれぞれのオシャレさがあるので、カフェ巡りをするのが楽しいですよ!

韓国のカフェの特徴③:個人経営のカフェが多い

韓国では、日本に比べて個人経営の小規模なカフェが多いように感じます。

日本で「カフェ」といえば、「スタバ」や「タリーズ」など、チェーン店を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

韓国でも「Holly’s Coffee」や「A Twosome Place」や「スタバ」など、チェーン店のカフェは多いです。しかし、個人経営のカフェも非常に多いです。なので、カフェの数が全体的に多いと感じます。

これまで紹介してきたカフェも個人経営のカフェです。

個人経営のカフェだと、安い値段のドリンクはあまり見かけることがありませんが、その分それぞれのお店こだわりのドリンクをいただけるのが良い点だと思います。

韓国のカフェの特徴④:カフェで勉強は普通

韓国では、カフェで勉強することを「カゴン(카공)」というそうです。(「카」페(カフェ)で「공」부(勉強)するから。)

そして、そのような言葉が存在するほど、カフェで勉強することは韓国の人々によって普通のことだそう。

日本だと、「長時間の勉強お断り」とか、勉強しづらい雰囲気のカフェもありますよね。

日本に留学していた韓国人の友人もそれを感じていたようで、日韓カフェの面白い違いだね~という話をしていました。

逆に日本では、「ファミレス勉強」はよくあることですよね。

しかし、韓国では「ファミレスは高い」というイメージがあるらしく、「勉強スポット」としての認識はないそうです。(それに韓国でファミレス自体あまりみない気がする。ファミレスというより、食堂が多い感じがします。)

また、マクドナルドのようなファストフード店で勉強する慣習もないそうです。

なので、その分カフェで勉強していると考えると納得がいきます。

韓国のカフェの特徴⑤:カフェ関連の造語が多い 

今まで紹介してきたように、カフェ文化が発達している韓国。そんな韓国には、カフェ関連の造語が多く存在します。

そんな面白いカフェ造語をいくつか取り上げてみたいと思います。

카공(カゴン)

こちらは先ほど紹介した「카공(カゴン)」

カフェで勉強することを指します。

例えば、「카페에서 공부했어~!(カペエソ コンブヘッソ、カフェで勉強した~!)」と言いたい時は、「카공 했어~!(カゴンヘッソ、「カゴン」した~)」ということができます。

아아(アア)

お次は、「아아(アア)」をご紹介。

一瞬、「ため息…?うめき声…?」なんて思ってしまいますが…

これは「아이스 아메리카노(アイスアメリカーノ)」の略語です。

初めて聞いた時は、「ここまで訳す!?」と驚きを隠せませんでした。笑

韓国のカフェではお馴染みのアメリカーノ。安いところでは800ウォン(約80円)で注文することができます。

ちなみに、上の写真のドリンクは「아아(アア)」、つまりアイスアメリカーノです。甘いスイーツとアイスアメリカーノはよく合います。

そして、食前のアメリカーノはダイエットに効果的と聞いたことがあります。

얼죽아(オルジュガ)

次に紹介するのは「얼죽아(オルジュガ)」。こちらもアメリカーノに関する用語です。

「얼어 죽어도 아이스(凍って死んでもアイス)」の略だそうで、寒い冬にも冷たいアメリカーノを飲むことを指すとのこと。

韓国人はよくアメリカーノを飲むと聞きますし、どのカフェにもアメリカーノがあります。なので、アメリカーノ人気の凄さは感じでいましたが、まさかここまでとは…笑

아바라(アバラ)

最後は、「아바라(アバラ)」です。

「아바라(アバラ)」は「아이스바닐라라떼(アイスバニララテ)」の略だそうです。

とにかくなんでも短く訳す感じなんでしょうか?笑

日本語にも「あばら」って言葉があるので、なんか変な感じがしますね…。

…ここまで、韓国のカフェ関連の造語を紹介してきましたが、日本語ではこのような造語が思いつかない感じがしますよね。

このような言葉の面からも、韓国人にとってカフェは身近なものであることがわかります。

まとめ

ここまで、韓国特有の「カフェ文化」について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

雰囲気のオシャレさ、メニューの豊富さ、個人経営カフェの多さ、カフェ勉強の慣習、カフェ関連の造語など…日本とは異なる点があって面白いですね。

記事中で紹介した釜山のカフェも、興味があればいつか訪れてみてください^^

最後もまでお読みいただき、ありがとうございます。

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